デジタル遺品とは?家族が困らないための今すぐできる対策3選

相続・贈与
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スマホが「デジタルの金庫」になっている今、家族はあなたの資産を受け取れますか?


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もし明日、あなたがいなくなったら

新NISAやスマホ決済が当たり前になった今、あなたのスマホはもはやデジタルの金庫そのものです。

しかし問題があります。

もしもの時、その金庫の鍵を家族は開けられるでしょうか?

「夫のネット銀行にどうしてもアクセスできなくて、葬儀のお金が下ろせなかった」🥹

これは今、日本中のあちこちで実際に起きている話です。

あなたが家族のために一生懸命貯めてきたお金が、最後の最後に家族を助けるどころか、深い悲しみの中でさらに苦しめてしまうことになりかねません。

 


要点① デジタル資産とは何か? 3種類を把握する

昔は大事な通帳や株の証券をタンスの奥にしまっていました。

しかし今はそれがすべてスマホの中に引っ越してしまい、「見えない資産」に変わりました。

 

デジタル資産は大きく3種類に分けられます。

 

1. プラスの資産

ネット銀行・証券口座・電子マネー(PayPayなど)といった、お金そのものです。

 

2. 解約しないとお金が引かれ続けるサブスク

Netflixなどのサービスはあなたがいなくなったあともひっそりとお金を請求し続けます。

これはマイナスの遺産です。

 

3. お金には換えられない思い出

写真・SNSのアカウントなど、金銭的な価値はなくても大切なデータです。

これらすべてが、あなたのスマホの中で静かに眠っているのです。


要点② 何も準備しないと訪れる「3つの地獄」

「何かあったら家族がなんとかしてくれる」と思っているなら、それは危険なサインかもしれません。

 

地獄1:資産の完全凍結

昔はタンスの引き出しから通帳が見つかりましたが、今家族が見つけるのはロックされたスマホだけです。

ネット銀行は存在すら知られなければ、法的にはないのと同じです。

あなたのお金が二度と引き出せなくなる恐れがあります。

 

地獄2:サブスクの垂れ流し

あなたが楽しんでいた動画サービスや音楽アプリは、亡くなった後も静かにお金を請求し続けます。

悲しみにくれながら各種手続きに追われている家族の口座から、毎月数千円〜数万円が勝手に消えていくのです。

 

地獄3:高額なロック解除費用

ロックされたスマホを専門業者に依頼すると、費用が20万円以上かかることもあります。

しかも今のスマホはセキュリティが強固なため、プロでも開けられないケースが増えており、費用を払ってもデータが戻ってこない場合もあります。

 


要点③ 今日からできる「3つの防衛ステップ」

 

ステップ1:使っているサービスの名前をリストにする(最重要)

紙のノートでもスマホのメモアプリでも構いません。

どの銀行を使っているか、どの証券会社でNISAをしているか、その存在だけを書いておくことが重要です。

パスワードは絶対に書かないでください。

セキュリティ上の大原則です。

サービスの存在さえわかれば、家族は戸籍などの公的書類を使って相続人として法的な手続きを進め、口座にたどり着けるようになっています。

 

ステップ2:追悼アクセス機能を設定する

AppleとGoogleは、まさにこの問題のために公式の機能を用意しています。

まだ使っている人は1割にも満たないとも言われる、超重要な機能です。

 

信頼できる家族をあらかじめ指名しておくことで、万が一の時にその家族だけが写真や連絡先などのデータにアクセスできるようになります。

これを設定するだけで、何十万円も払ってロック解除を試みるような悲劇を防げます。

  • Appleをお使いの方:「個人アカウント管理連絡先」で検索
  • Googleをお使いの方:「アカウント無効化管理ツール」で検索

 

ステップ3:クレジットカードを整理する

カードの枚数が多いほど、それは未来の家族にとっての手続き地獄になります。

もしカードが10枚あれば、各社に電話して10回の解約手続きが必要です。

普段使うメインのカード1〜2枚にまとめておくだけで、家族の負担を劇的に減らすことができます。これも未来を見据えた立派な資産防衛です。

 


要点④ 家族への自然な伝え方

こういった話は「縁起でもない」と感じて切り出しにくいかもしれません。

重い言葉を使わず、こんな伝え方が自然でおすすめです。

 

「ねえ、スマホのメモ帳にさ、使ってる銀行とかのリスト置いといたから、もし何かあったら『家族へ』ってタイトルのメモ見てみてね」

「遺言」「終活」などの重い言葉は一切使わず、夕食の時などに気軽に話せる伝え方です。

 


まとめ:今すぐ3分で終わらせましょう

「あとでやろう」は結局やらないのと同じです。今この場で終わらせてしまいましょう。

たった3分でできます。

 

1. スマホのメモ帳を開く

2. メインで使っている銀行と証券会社の名前を書く(パスワード不要)

3. 信頼できる家族に「スマホに大事なメモがあるよ」と伝える

 

資産を増やすことばかりに意識が向きがちですが、本当の意味での資産防衛とは、あなたが一生懸命築いてきた資産を、世界で一番愛する人たちに確実に届けるための仕組みを作ることです。

あなたが使うこのたった3分が、未来のご家族を計り知れないほどの時間と苦労から救うことになります。


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