パリコレなど有名コレクションに出演するまでのシンデレラストーリーを語ってくれました。
樋口可弥子、“バーバリー”ファーストルックに！
「バーバリー」2021年春夏ロンドン・コレクション
パリコレのシャネルなどと並んで世界最高ランクのショーの一つである『バーバリー』2021年春夏ロンドンコレクションにてファーストルックのモデルに選ばれて世界中で話題になった樋口可弥子さん。
自身のインスタで次のようにコメント
Thanks a lot for having me as an opener model!
I’m so happy to be a part of such an incredible show.
オープナーモデルとして出演させていただき、本当にありがとうございました。
こんな素敵なショーの一部になれて本当に嬉しいです。
海外のファッション事情に詳しい宮田理江さんはこの快挙について次のように話しています。
ファッションショーのオープニング（トップバッター）というのはブランドの花形になりますので、それに起用されるということは本当に凄いことだと思います。
例えば新人女優がアカデミー賞にノミネートされたような感じでしょうかね。
【ファーストルック・ラストルック】
ファーストルックとは、ショーに登場するトップバッターのこと。
特に、プラダはファーストルックに新人モデルを抜擢する傾向が高く、注目モデルとしてメディアでも多く取りげられる。
ラストルックはショーの最後に登場し、そのブランドのミューズや旬のアーティストなどを起用する、いわば “トリ”を意味し、話題作りのきっかけになることも。
『VOGUE』より
１シーズンで７ブランドに起用
それまで無名だった樋口可弥子は「バーバリー」2021年春夏ロンドン・コレクションでオープニングを飾ったことで、多くのブランドから注目を浴びることに・・・
これを機に『ミラノコレクション』『パリコレクション』に出演。
今季はリアルとデジタルを含めて7ブランドに起用された。
ロンドン「バーバリー」
ミラノ「マックスマーラ」「トッズ」「ヴェルサーチェ」
パリ「ディオール」「アクネ ストゥディオズ」「ミュウミュウ」
ミラノ「マックスマーラ」
この投稿をInstagramで見る
パリ「ディオール」
この投稿をInstagramで見る
「models.com」で、最も多くのショーを歩いた新人モデル6人の中で唯一のアジア系モデルとして紹介されています。
|
|
樋口可弥子、スタバでスカウトされ世界的モデルへ
世界の４大ファッションコレクション
『パリコレクション』
『ミラノコレクション』
『ニューヨークコレクション』
『ロンドンコレクション』
幼少期から抱えていたコンプレックス
高い身長に好きになれない顔
自分に自信を持てなかったと。
大きすぎるよねとか
背〜高！（笑）みたいな
見ての通り顔が全然日本基準のきれいとか可愛いとは全く離れているので自分はダメな人間なのかなって
女の子としてというか・・・
すごくコンプレックスに思ってて
自分のその体の特徴すべてを。
友人に勧められ高校在学中から日本のモデル事務所に所属するも
２年間事務所に所属してましたけど、それまで撮影の経験は１回くらいしかなかったです。
ほぼやってないみたいな感じでした。
182cmの身長は、日本のモデルとしては高すぎるゆえに短所となってしまった。
高校卒業後、モデルになることを諦めた。
六本木のスタバで運命を大きく左右する出来事が・・・
３年前の夏にたまたまスターバックスで普通にコーヒーを買ってたらスペインにある事務所の社長がたまたま東京に出張中、私を見つけてくれて声をかけてくれた。
「その身長でその年齢なら絶対ヨーロッパに来た方がいいよ」
海外の事務所の方と話すのも直接話すのも初めてだったので疑い半分って感じでしたね。
当初は疑っていたものの社長の熱意を信じて単身スペインへ渡った。
絶対行きたかった。
やっぱりモデルはずっとやりたかったことだった。
今思えばホント両親もよく行かせたなと思います。
止めても意味ないだろうと思ったんでしょうね。
自分の道を見つけて欲しかったんだなと思います。
もう一度モデルの夢を追いたい。
樋口可弥子をスカウトしたジョアン・トルネイ氏は
彼女はあまりにも美しかったから「モデルさんですか？」と声をかけたんだ。
背もすごく高いしね。
それに肌も目も表情もきれいだったんだ。
コンプレックスだったという容姿も唯一無二の個性と評価された。
この投稿をInstagramで見る
スペインでの挑戦が始まった。
ファッションイベントなどの小さな仕事から始めた。
やっぱり現場とか行くとみんな私より絶対に細いし、その仕事で入らない服とか全然あったんですよ。
痩せようとは努力してたんですけど、それが毎回破綻して、自分はダメなんだなってずっとすごく思い込んじゃっていて
海外のモデルを間近に見て体型の違いに挫折も味わった。
日々のレッスンを繰り返すうちにまたしてもシンデレラストーリーが！
事務所からもしかしたらバーバリーの仕事が入るかもしれないって連絡がきて、「えっ！！」となって。
ショーの二日前くらいに髪丸刈りにできるかって言われて、結構短くするのも勇気がいるのですごくいいタイミングだったと思いました。
びっくりですね。
このバーバリーのショーに出てからはホント信じられないことが次々怒っているので処理しきれてない。
後からその写真とか出て、動画とか見たときに「うわあ」って思いました。
（丸坊主）髪型は今すごく気に入ってます。
最初は結構見慣れなくて、服とか全部変わりそうだなって思ったんですけど、すごい着たい服とかの幅も広がって楽しいです。
あと・・・お風呂がすごく楽でうれしいです。
樋口可弥子が評価された理由について
ダイバーシティーというか、多様性が評価されるような流れを受けてモデルのイメージも多様化してきていると思います。
ミステリアスでエキゾチックな雰囲気だったりとか、中性的なムード、ハートの強さを印象づけるような芯の強い力強いというオンリーワン的な雰囲気が大きかったんではないでしょうか。
バズカット（丸坊主）モデルQ&A『models.』より
（DeepL翻訳により日本語がおかしい部分もありますことをご了承ください）
オープニングバーバリーをデビューさせたバズカット美女に会う
9/18/20 2020 by IRENE OJO-FELIX
スターバックスでの注文をきっかけに、彼女の才能を開花させた21歳の日本のモデル、樋口可也子は、昨日バーバリーで開催されたロンドン・ファッション・ウィークの最初の主要ランウェイショーのオープニングで、大成功を収めた。
刈り上げたばかりの髪の毛とデジタルファッションの観客だけが見守る中、樋口は、英国の田園地帯にあるリカルド・ティッシの魅惑的な森の中で、アノク・ヤイ、ジョーン・スモールズ、マリアカーラ・ボスコノなどのベテランモデルたちの中に紛れ込んで、彼女の前に立ちはだかった。
新人の樋口に、その経験、彼女がどのようにしてスタートを切ったのか、バスケコートよりもランウェイの方がエレガントなのかなどについて簡単に話を聞いた。
デビューおめでとうございます バーバリーのオープンはいかがでしたか？
本当にありがとうございました!
こんなに素晴らしいショーを開くことができて、本当に感謝しています。
スタートした瞬間のことは絶対に忘れないわ。
出身地と最初のスカウトのきっかけを教えてください。
日本から来ました。
3年ほど前に、スペインにある母体のエージェンシー「トレンドモデルズ」のオーナーであるジョアン・トルネさんに東京のスタバでスカウトされました。
彼はちょうど出張中にスタバに来ていて、私たちは出会ったのです。
それは私の人生で起きた最高の奇跡でした。
モデル活動以外の時間は何をしていますか？
日本の友達とバンド「おふろdeピーナッツ」で歌っています。
お風呂でピーナッツ/ofuro de peanut
高校の同級生である、樋口可弥子(Vo)と若林純(Gt/comp)からなる音楽ユニット ジャズ、ポップス、ロックなど幅広い音楽をルーツに持つ。
意外と知られていないことはありますか？
私の身長は182cmなんですが、スポーツは何でも苦手なんです。
初対面で「バスケ部かバレーボール部だったんですか」と聞かれることが多いです。
樋口可弥子プロフィール
生年月日：1999年2月9日
出身地：神奈川県
身 長：182cm
バスト：83cm
ウエスト： 62cm
ヒップ：90cm
靴： 26cm
父：190cm弱（イベント会社勤務）
母：170cm弱（うどん店勤務）
父母（インスタ画像）
お二人ともお洒落〜 💞
お父様の立ち姿、凄い様になってます👍
お母様も美人 ✨
この投稿をInstagramで見る
まとめ
樋口可弥子さんの憧れのモデルはリトアニア出身で31歳のガードレ・ドゥカウスケート（Giedle Dukauskaite）
ベーシックでありながら、独特な雰囲気を持っているモデルだと思います。
モデルとして10年以上のキャリアがありながら、未だにメインストリームで活躍しているのがかっこよくて憧れています。
年齢や体型、人種など歴史と共に培われてきた美の固定概念がいい意味で壊され、“個の美しさ”が尊重されていくとよいなと心から思います。
その流れの一端となれるように、モデルとして表現力を身につけていきたいです。
樋口可弥子さん過去に過食症を患った経験があり、心身共に健康で仕事を続けていくことが今の目標とのこと。
記事がお役に立ちましたらクリックして頂けると嬉しいです🤗
ほんの数週間前… スタバに入ってコーヒーを注文していたら、振り向くとこんな美少女がいました。
今では可弥子さんがTRENDチーム@trendmodelsmgmtの一員になっています!
私の大切な友人であり、ファッションフォトグラファーのワタルさんによるスナップ。