偏差値35からの東大合格
高校3年時、偏差値35
2浪の末、東大合格した現役東大生西岡壱誠さん。
そんな西岡さんが、日テレ『スッキリ』の中で
「学べる漫画」2冊を紹介してくれました。
西岡 壱誠プロフィール
高校:私立宝仙学園高校卒業
偏差値35とはいえ、まあまあレベルの高い高校のようです。
大学:東京大学文科Ⅱ類経済学部在学中
生年月日:1996年3月13日
出身地:東京(出生地は北海道)
楽しんで学べる漫画おすすめ2冊
漫画はビジュアルで入って来る。
ストーリー仕立てになっている。
教科書読むよりハードルが低く、いろんなものが学べる。
東大生は意外と漫画を読んでいる。
漫画でざっくりと歴史の流れを知ることができたので、それが勉強に生きた。
漫画という媒体は、絵があってイメージがつきやすいからこそ、勉強にも生かしやすいし勉強の意欲も湧いてくる。
①『レキアイ!歴史と愛』
偉人たちの教科書には載らない恋愛・夫婦・家族との愛のエピソードが描かれている。
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さらに歴史上の偉人たちについてより深い理解を得られる。
西岡解説
「偉人の人たちってどういうことをやってきたの?」って聞いても
返ってくる回答は
「ふ〜ん そうなんだ〜」くらいのもの。
人間関係だったり、
こういう恋愛をしてきて、
こういう価値観があったから、
こういうことを考えた!
みたいなことが見えてくると、もっと深く読んでみようとなる。
例えば1つのエピソードとしてマルティン・ルターを紹介しました。
マルティン・ルター(ドイツの神学者・修道士)
【教科書の記述】
・95か状の論題を提起(ローマ教会の腐敗を訴える)
・ローマ教会を破門に
・聖書をドイツ語に翻訳、普及活動を行う
・ルターの主張は活版印刷屋版画によって広まり、支持する人々は後にプロテスタント(抗議する人)と呼ばれる宗派に
「ふーん」
【レキアイの記述】
それでも聖書の教えを伝えようと
布教活動で修道院を訪れた時のこと
聖職者は結婚してはいけないというローマ教会のしきたりに疑問を抱いていたルターは、修道女たちに結婚を斡旋。
ここで運命の女性カタリナと出会う。
君はなぜ私と結婚したいんだ?
西岡解説
ルターは当時の教会について批判をした。
具体的にどういう批判をしたのか?
どういうことで困っている人が多かったのか?
「なるほど」
②『薬屋のひとりごと』
理科の実験をのぞき見しているような感覚を得られる作品
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理系の知識をどのように生かしていくのかがわかる。
西岡解説
ミステリーの鍵の中に理系の知識が生かされていく。
漫画で、より学ぶために必要なこと
勉強は、距離がある。
遠い所にあるものは、なかなか得ることができない。
漫画で、はじめの一歩を踏み出すことができる。
そこから深まっていく。
漫画を読んだあとで、もう1個本とか教科書とかにアプローチしていくのがいい。
「#スッキリ」で「勉強になるマンガ」をご紹介させていただきましたが、詳しくはこちらの記事をご覧いただければと思います!(👉https://t.co/qRMW9CJ28b)
勉強すればするほど面白くなる漫画も、読んだら非常に勉強になる漫画もたくさんあります。みなさんぜひ楽しんでみてください! pic.twitter.com/4t78VkplHu— 西岡壱誠/現役東大生作家 (@nishiokaissey) July 3, 2020
勉強の根幹は、『読む』という行為
高校時代、成績がなかなか上がらない西岡さん。
東大に受かった友達とかに
勉強法、普段の生活習慣を聞きまくり
その中で見えて来たことは
『本の読み方』
『授業の聞き方』
姿勢自体が違うと気づいた。
本の読み方が変われば理解が変わる。
西岡さんが、読書法をまとめた
著書『東大合格』は
シリーズ累計30万部の大ヒット!
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