チャリTシャツデザイナー小松美羽「魂が見える」独特過ぎる世界観

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日テレ『24時間テレビ』チャリTシャツ

 

今年(2020年)の24時間テレビのチャリTシャツのデザインを担当した小松美羽さん。

チャリTシャツデザインで小松美羽さんの存在を知った方も多いのではないでしょうか。

日テレ『しゃべくり007』に出演。

なかなか独特の世界観を持つ方のようです。

 

 

小松美羽プロフィール

 

職業:画家

既婚歴:独身

生年月日:1984年11月29日(35才)

出身地:長野県埴科郡坂城町出身

学歴:女子美術大学短期大学部卒業

趣味:狛犬研究・温泉巡り・海外旅行

小松美羽オフィシャルサイト

 

 

小松美羽とは・・・

幼少期

3人兄弟の長女として生まれる

小さい時から絵が好きで、幼い時から画家を夢見ていた。

 

絵をいっぱい描きすぎて、描く分だけ捨てられてましたね〜

日本画みたいな綺麗な絵が好きだったおばあちゃんは私の絵が怖かったみたい。

小一時間、花を見せられて、「とにかくこれを描きなさい!」って。

それでも、花にいる虫を描いちゃうので「虫じゃないんだあ!」って怒られてました。

 

題材は、動物。

身近な存在を描くことで、湧き上がってきたものは『生と死』の世界。

 

自分が飼っている動物だったり、動物図鑑を引っ張り出して描いていました。

家に動物がいっぱいいたので、常に動物が生まれたり、死んだりということがあった。

 

独特な感受性は、作品に投影される。

 

 

高校時代

 

高校時代飼っていたウサギが死んだ時に描いたデッサン。

「ラビちゃんの裸」

 

う〜ん、おばあちゃんの気持ちわからないでもない・・・・
 
 
死に際を見て、死ぬ瞬間に軽くなって魂が抜けていくのが見えた。

自然の中で裸っていうのはそういうことなんだろうな〜

肉体がなくなって骨だけになってやっと循環するんだなって

 

高校時代は、美術クラブに入っていたけれども、賞には全く縁がなかったと。

友達と似顔の描きっこすると、近くで見て毛穴を描いてた。

 
自分では毛穴が美しいと思って描いてたけど・・・

友達は泣いてました〜

 
(幼い時に描いた作品が)1枚も残っていないということは、

この世に残してはいけないということなのかなあ〜

 
 
 



 
 
 

大学時代

 

大学在学中、なかなか納得のいく作品を作れなかった。

卒業制作で苦悩する中、待ち受けていたのは祖父の死。

息を引き取る瞬間、魂が抜けていくのが見えた。

 
絵の構図がすごい流れ込んで来て

すぐにこれを絵にしなければならないと思ったんです。

私が求めていた死生観の中の一番大切なピースを教えてもらえた。

 

女子術大学優秀作品賞
 卒業作品『四十九日』

 

これをキッカケにメディアに次々と出演。

 
『美しすぎる銅版画家』

本当は、絵で勝負しなきゃいけないのに・・・

自分は何をやってるんだろう・・・

絵で評価されたい・・・

 

画家としての岐路に立っていた。

 

 

出雲大社奉納

2014年、出雲大社に絵を奉納することが決まる。

 

出雲大社奉納作品
「新・風土記」

 

これまでの黒と白の世界から打って変わった色彩の世界。

 
3年前は、絵の方向性も定まっていないところもあった。

テーマとしてはしっかりあったけど

それをどういう風に表現して、落とし込んでいくいくか悩んでいた。

出雲の地で絵を描くなら『色を使おう』

 

画家としての人生が大きく動き出す。

 
出雲大社に来てから全体的に自分の絵の底上げができた。

出雲大社の奉納の後からいろんなご縁でいろんな話がきた。

出雲大社の奉納がなかったら、まだ悩んでいたかもしれない。

大英博物館もなかったかもしれない。

 

 



 

 

小松美羽の快進撃

2015年5月 庭園デザイナー石原和幸さんとコラボ

 

庭園デザイナー石原和幸さんからのオファーでコラボレーションが実現。

有田焼に絵付けした『狛犬』

 

『狛犬』は、英国チェルシーフラワーショーで石原さんが手がけた日本庭園に配された。

石原さんの『江戸の庭』はゴールドメダル受賞

 

 

2015年10月 大英博物館に所蔵

 

『狛犬』は、関係者の目に留まり

2015年10月、有田焼狛犬『天地の守護獣』は大英博物館に所蔵される。

 

 

2015年11月 『クリスティーズ』で落札

 

世界最大級の美術オークション『クリスティーズ』で作品が約300万円で落札

 

 

2016年 NYの展覧会に参加

 

NY、Waterfall Galleryで開催される展覧会に参加

 

 

2017年 売り上げ3億

 

出店した個展で作品が完全完売。

3億円を超える年間売り上げ。

 

 

2018年 Young Artist of the Year2017受賞

 

アートアワード「Tian Gala天辰」で

Young Artist of the Year2017を受賞

 

 

24時間テレビ チャリTシャツ

デザイン製作にあたって小松美羽コメント

 

今もこうして息を吸って吐けるということ、
当たり前の行動が愛おしく、肉体は無限ではないと知る。

大いなる恵みの中で我々は生かされている。

私は祈る心の中で唱える、人類・生きとし生けるものすべて・宇宙へと。

数年前、私はイスラエル側からヨルダンを眺めていた。

二つの国の国境線に流れるヨルダン川で機関銃を携える両国の若い兵士達を。

ふと、ヨルダンからイスラエルの兵士小屋へと飛び立つ一羽の白い鳩が太陽光と重なった。

 「ああ鳥には国境がないのだ」

と、当たり前であるが新鮮な気持ちに胸が熱くなった。

 誰かが引いた線を取っ払い動き出す先へ、
あなたの純朴で無邪気な心が悪で犯されないように、
狛犬はあなたの魂の前で守護をする。

我々が持続し、徳のある日々を送れますようにと私は祈りこのTシャツを製作しました。

 

 

 

 

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