冬到来!
コロナに加え、インフルエンザ・ノロウイルスの同時流行が懸念されます。
NHKが開発したAI(人工知能)による新型コロナに関する世界の論文20万本を分析した結果見えてきたものは?
『正しいマスクの選び方・使い方』
今一度、おさらいして感染症対策しましょう。
また、『加湿』にも注目!
番組出演の国立感染症研究所 長谷川秀樹氏がいろいろな質問に答えてくれていました。
コロナの主な症状
新型コロナの症状は100以上あることがわかりました。
主な症状:発熱・悪寒・せき・息切れ・呼吸困難・倦怠感・頭痛・味覚や嗅覚の喪失・喉の痛み
マスクによる予防効果
マスクをつけていると新型コロナに感染しても「無症状」で済む確率が上がる。
しかも「免疫」も獲得できる。
マスクを正しく着用することで、体内に入るウイルス量を減らすことができる。
ウイルス量が少ないほど軽い症状ですむ可能性が高くなる。
繰り返し少量のウイルスが入ってくると免疫細胞が少しずつ訓練され、抗体が多く作られる。
どのマスクが効果的?
穴を開けた箱にマスクを貼り付け、細かい飛沫に見立てた煙を吹き付け、飛沫が通る量を見る。
飛沫のカット率
不織布:70〜90%
ガーゼ:30〜50%
ウレタン:30〜50%
ただし、マスクを正しく付けていないと効果は半減!
①表と裏を間違えないこと
・プリーツの部分が下向きになるようにする
・プリーツが上下対象のマスクの場合は、膨らみやすい方を外側にして着用。
②ワイヤーを曲げて鼻にしっかりフィットさせること
・すき間があると飛沫が素通りになる危険性がある
③あごを包むようにしっかり覆う
・小顔の方は、ヒモをクロスさせて調整して着用するのもおすすめ
注目は『加湿』
繊毛のバリア機能UP⤴︎
飛沫減⤵︎
喉の奥にある『繊毛』
細かく動いて体に侵入したウイルスなどの異物を押し出してくれます。
湿度40〜60%で最もよく働く。
加湿で空気中のウイルスを含んだ飛沫を減らすことが期待できると。
理化学研究所スーパーコンピューターによる飛沫シミレーションで
湿度30%に比べ湿度60%では、細かい飛沫を半分以下に減った!
中国・アメリカ・イタリアの大規模分析
⬇︎
飛沫を介した感染が支配的
つまり、手などのついたウイルスが目・鼻・口などに感染する接触感染よりも飛沫感染の方が圧倒的に多い!
加湿のコツ
ドアの下部分、コンセントの穴、ふすまの間など部屋の至る所にあるすき間が原因で、湿度が上がらないことも。
そこを塞ぐことで湿度を保つことができます。
※1時間に1回は換気する。(部屋の対角線上の窓を開ける)
※湿度60%以上 ➡︎ カビ・結露のリスク増
暖かく湿った空気が、他の部屋や押入れ・納戸などに入り込み、カビ・結露を発生させることもある。
効果的な『消毒法』
手指
物
濃度70%以上のアルコールをたっぷりと吹き付けて、布やタオルなどで塗り広げる。
ノロウイルスの場合は、次亜塩素酸ナトリウム。アルコールは効果なし。
感染症対策Q&A
ランニング中の飛沫は後ろに流れる。
真後ろを長時間ついて走るのはリスク大⤴︎
屋外で1m以内の距離で15分以上の会話など、近い距離で長時間の接触は感染のリスクが高まる。
一瞬のすれ違い程度では特に気にする必要はない。
フェイスシールドは飛沫を直接浴びないためのもの。
マスクとの併用が必要。
頭から10cm以上の高さがないと効果なし。
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