伊集院光の酷い裏切りも許した三遊亭圓楽師匠 今でも師匠と弟子

芸能
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ぽっちゃり体型が特徴のタレント伊集院光さん。
ラジオパーソナリティーやクイズ番組などで雑学・知識を生かして大活躍中。

忙し過ぎて、テレビ局にマットレスを敷いて寝泊まりしているとか・・・
NHK『ごごナマ』に出演し、ご自身のことをいろいろお話ししてくれました。

伊集院光プロフィール

 

プロフィール

本名:篠岡建(旧制 田中)

生年月日:1967年11月7日

出身地:東京都荒川区西尾久

身長:183cm

血液型:O型

学歴:東京都立足立新田高等学校中退

活動:1984年〜

所属:ホリプロ

配偶者:篠岡美佳

挙式:1995年11月7日(伊集院光さんの誕生日)

入籍:12月25日

 

 

婿養子

伊集院光さんは、『田中建』として生まれ育ったが、結婚する際に婿養子となり『篠岡建』になる。

妻の篠岡美佳さんの弟が亡くなられたため、養子に入ったのかもしれませんね。

 

 

妻 篠岡美佳

画像引用:こちら

生年月日:1970年5月20日

高校:和歌山県立田辺商業高等学校商業家庭科卒業

活動:1991年5月21日 「Believe」で歌手デビュー

 

 

座薬がきっかけで結婚

 

番組で共演した篠岡美佳さんに一目惚れ😍

 

当時、伊集院さんはヘルニアを患っており、座薬で痛みを抑えていた。

 

思いを伝えられないまま、篠岡美佳さんを含め仲間うちで伊集院さんの家で遊んでいた時のこと、座薬の効果が切れはじめ、まずいと思った伊集院さんはとりあえずみんなに帰ってもらった。

 

伊集院さんの様子がおかしいと思った篠岡さんは、伊集院さんの家に戻った。

 

痛みと戦いながらなんとか自分で座薬を入れようとしていた伊集院さんに篠原さんが座薬を入れてあげた。

 

ますます好きになった伊集院さんは気持ちを打ちあけたかったが、当時、篠岡さんには彼氏がいた。

 

伊集院光
伊集院光

一方的に好きです。

 

僕はあなたのことが好きです。

 

後、他に人を好きになる予定がありません。

 

もしフリーになったら連絡して欲しい。

 

篠岡さんがフリーになってから交際が始まり、数回のプロポーズで結婚に至った。

 

 

 

不登校少年だった

 

なんとなく世の中から浮いた毎日を過ごしていた。

 

根問いするとぽっちゃり体型がその一因。

 

例えば、体操服のサイズがなかったりすると自分だけちょっと違ったり、同級生とケンカしていると近所の人が「お前は大きん(年上)だから・・・」と。

 

思春期あたりには、世間とのズレに耐えられなくなり学校に行かなくなった。

 

学校に行かないことを家族に悟られるのも嫌で、家からは出るが落語を観に行ったりしていた。

 

当時は漫才が流行りだったが、なんとなく落語に惹かれた。

 

落語の主人公のほとんどがダメ人間でそれがヒーローだったり・・・

 

共感されたり、癒されたりで落語にのめり込んで行った。

 




 

運よく弟子入り

 

捻くれまくっていたから家族とはほとんど会話がなかったのに・・・

 

父親がなんとなく見抜いていたようである日

 

「自分の知り合いの知り合いに落語の関係者がいるから会ってみたらどうだ。」

 

父親の知り合いとは、ある本屋のおじさんだった。

 

本屋のオヤジ
本屋のオヤジ

俺、三遊亭楽太郎を知ってるから会ってみろ。

 

『会って、何度かお願いするうちにもしかしたら弟子入りできるのでは?』と思って会いに行ったら・・・

 

当時の楽太郎
当時の楽太郎

じゃあ、明日から来なさい。

えっ!すぐに?

 

よくよく聞いてみると・・・

 

その本屋のおじさんは、楽太郎の師匠(5代目圓楽)の弟だった訳で、楽太郎師匠は「No!」って言えないんですよ〜

 

 

それが高校3年の夏休みに入ったばかりの時だった。

 

高校卒業間近で中退する。

 

 

三遊亭楽大

 

1988年、二つ目に昇進するも理想と現実がついていかなくなり落語もうまくいかなくなる。

 

伊集院光
伊集院光

学校に行かないくらいですから

根っからの堪え性がないんですよね。

 

 

裏切り者『伊集院光』を許した圓楽師匠

 

楽太郎一門を辞めた兄弟子が、ラジオ番組作りのスタッフとして働いていた。

 

その兄弟子が、無名なお笑い芸人を集めてオーディション番組をやりたいが、実績がないためオーディションに人が集まらなかった。

 

兄弟子から「お前出てくれないか?」

 

楽大は「師匠に断りなくやるわけにはいかない。」

 

時間がないし、ラジオだし、名前を変えればバレないから・・・

 

思いつきで考えた芸名が『伊集院光』

 

今でこそ『伊集院光』はこのキャラが根付いてしまっているが、当時『伊集院✨』『光✨』ってイメージとして超男前の名前。

 

楽大の顔の想像のつかない2枚目な名前をつけて数週間だけってことでお笑いをやった。

 

出演者が少なかったこともあり、楽大は優勝してしまう。

 

優勝の商品が『ラジオのレポーターのレギュラー』だった。

 

このひょんなことから『三遊亭楽大』と『伊集院光』のボロボロの二刀流が始まった。

 

楽太郎師匠には依然として内緒で『伊集院光』業をやっていた。

 

皮肉なことにその『伊集院光』がうまく回りだして仕事が増えていった。

 

テレビに出たがるのが普通だが、事情を知らない人たちの中では『テレビに出たがらない謎めいた人』って捉えられていた。

 

そんな中

 

どうやら三遊亭楽大は違う名前を名乗って仕事してるらしいぞ・・・

 

修行の身で勝手なことをやってるらしいぞ・・・

 

伊集院を名乗ることに『三遊亭』って名前が恥ずかしいのか?

 

などなど・・・

 

雑音が入る中を師匠の楽太郎さんは、関係各所に頭を下げて回ったという。

 

当時の楽太郎
楽太郎師匠

あいつは馬鹿だからやらないと何もわからないヤツなんです。

 

やらしてやってください。

 

にも関わらず、落語を辞めてしまう。

 

それも破門ではなく、自主廃業として・・・

 

本来ならば「2度と敷居をまたぐな!」と言われても仕方がないし、一生頭が上がらないと。

 

しばらくして、伊集院光さんは5代目圓楽師匠に

 

伊集院光
伊集院光

僕はずっと弟子を名乗っていいのでしょうか?

 

 

6代目円楽
6代目円楽

お前がどう思ってるかだね。

 

この言葉を聞いて肩の荷が降りた感じがしたと。

 

圓楽師匠の器の大きさには驚きですね。

 

毎年正月3日に行われる6代目円楽一門の新年会に伊集院さんを招待している。

 

伊集院光のラジオのファンが、円楽門下に入り『三遊亭楽大』の名を名乗っている。

 

 

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